ちっと鹿児島を推してみもんそか

上京して15年、遠くからそっと郷里を推してみるブログです。

BL展開かもしれない!?吉之助と月照のリアルなお顔を見てみもんそ!

脚本の中園さあが「ボーイズラブ」って言いもした!

しばらくブログを書けずにいる間に『西郷どん!』もどんどん話が進み、
斉彬は亡くなり、次回5月6日の放送はついに第17回「西郷入水」ですね。
一緒に入水するお相手は、安政の大獄で京を追われ、吉之助とともに薩摩へ逃げる僧侶・月照です。

月照といえば思い出すのは、原作の中園ミホさんの

「原作はいろんな愛にあふれている。師弟愛、家族愛、男女の愛、そしてボーイズラブ。いろんなラブストーリーが詰まっている」

という発言!!!

目下原作のあらゆる設定は無視して突っ走る中園脚本ですが、原作の『西郷どん!』では、実際に吉之助はボーイズラブしていらっしゃるのです。あえて断りますが、(残念ながら?)正助とじゃないですよ。吉之助と月照です。


林真理子さあの原作はすごかど

結婚までしたにも関わらず女を知らない吉之助、そして亡き斉彬の後を追うつもりの吉之助を生かすために、月照が吉之助を誘うのです(もちろんその先まで…)。

原作を読んだ時は私も驚きました。西郷隆盛のあのルックスでBLしている姿が想像できず…(そこ!?いや、そこだよね!?)

しかしドラマで演じるのは、鈴木亮平さんと、歌舞伎役者・尾上菊之助さん。美男同士です。いいじゃないですか! BLは(あくまで女子の嗜好品としての作品の意味で)美しくなくては!!

 

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公式プロフィール尾上菊之助さん

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素顔の尾上菊之助さん(出典


…夢がある!

そう、夢です。私が夢から引き戻されたのは、1月に鹿児島市の「西郷南洲顕彰館」を訪れた時のこと。
入館してまず現れる西郷さんの年表に、月照さんの肖像を見つけた時でした。


リアル月照さん、こちらです(写真左。右は島津斉彬)。

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※画像はパンフレットを撮影したものです
西郷さんの年表で、写真が入っているのは島津斉彬月照だけ。
展示も微妙に月照推しで、一緒に入水したことは知っていましたが、西郷にとって斉彬と並ぶほどの重要人物だとは思っていなかったので、ちょっと戸惑った記憶(笑)

なかなかのダンディなおじさまですね…ちなみに享年46。


方や、おなじみのリアル西郷さんはこちら。

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※東京・上野公園の西郷さんです
糸さあに「こげな人じゃなか!」って言われてしまいましたけども(笑)

銅像の西郷さんはきっと40代後半ですが、入水時は30歳。46歳と30歳なんですね。


このお二人でのBLは…うん、崇高な魂の通い合い、素晴らしいですよね…でもBLというよりは、衆道と呼んで差し上げたい…!


夢も現実もそっとしておきもんそ

中園さんのボーイズラブ発言で、大河もそこまでやるのか!!!と全私が沸きましたが(笑)…前回までの放送を見ると、さすがにその設定は消えてしまったようです。「NHKですから!」のNHKですからね。しょうがない! 今クールは「おっさんずラブ」も人気ですけどね!! 残念です!

 

西郷南洲顕彰館」は、鹿児島市南洲公園内にある西郷隆盛の資料館(南洲は西郷隆盛の「号」です)。
2階建ての小さな資料館ですが、西郷隆盛の生涯ジオラマや衣服・遺品、関係資料など、西郷隆盛尽くしでしっかり見るにはかなりパワーが必要になる濃密さ。入館料200円とは思えません。私はぐったりしました(笑)
南洲公園には、西郷隆盛をはじめ西南戦争・西郷軍方の戦没者が眠る「南洲墓地」、西郷隆盛を祀った「南洲神社」もあります。鹿児島を訪れる際にはぜひ。


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鹿児島市西郷南洲顕彰館
鹿児島市上竜尾町2-1(南洲公園内)[map]
TEL:099-247-1100
開館時間:9:00~17:00
休館日:月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始(12/29~1/1)
入館料:一般200円、小中学生100円(20名以上団体2割引)

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